5月23日(土)五智国分寺での奉納上演のご案内1 [プレイベントなど]
5月23日(土)五智国分寺での奉納上演のご案内1
前回のブログでもご紹介させて頂いた五智国分寺での奉納上演についてご案内させて頂きます。
さて、このたび、五智国分寺本堂にて、越後猿八座による説経人形浄瑠璃「弘知法印御伝記」の奉納上演を行うことになりましたので、ご案内申し上げます。
この物語、寺泊の西生寺に日本最古の即身仏として安置されている弘智法印にまつわる伝説をもとに、高僧の一代記として、全六段から成る浄瑠璃です。
弥彦山麓に裕福な長者の後継だった弘友が柏崎で妻子を失った後、五智国分寺に籠った夜、居合わせた弘法大師の弟子となり、弘知の名を授かるのです。その後、高野山での七年を経て、弘知法印は修行がてら故郷の越後を訪れ、即身仏となり、収める御堂が建ったと伝えます。
この浄瑠璃は昭和三十七年にロンドンの大英博物館で発見さるまで、存在自体が忘れ去られていたものでしたが、越後猿八座の皆さんによって、六月に柏崎で、また七月には新潟で復活公演されることになりました。
そこで、本公演の初演に先立ち、国分寺で五智如来に奉納祈願をすることになりました。本公演全段の上演は優に三時間を超えますが 三段目の「五智国分寺の場」(約30分)のみ、本堂自体を舞台にして上演するものです。三段目は、本堂や五智如来そのものが舞台であり、それを背景としてそのままに使わせて頂き上演するという画期的な奉納です。
一 日時 五月二十三日(土)一時三〇分より 約一時間
一 場所 五智国分寺本堂 (上越市五智3-20-21)
一 奉納 入場は無料。ただし、お喜捨は申し受けます。
一 出演 越後猿八座(越後角太夫、西橋八郎兵衛他)
「弘知法印御伝記」上越公演実行委員会
国分寺檀徒総代代表 田中 弘邦
越後猿八座 越後 角太夫、西橋 八郎兵衛
上越教育大学教授 川村 知行
問い合わせ先 北越出版・佐藤和夫 電話025(543)9715
写真は五智国分寺の本堂です。
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