ブルームさんに関する書籍 [ドナルド・キーン先生]
ブルームさんに関する書籍
キーン先生を研究する方達にとって重要だと思うのですが、意外に知られていない方にポール・ブルームさんがおられます。写真のBlum-sanは甥に当たるRobert S.Greenさんの著わしたBlum~san!は「ドナルド・キーン・センター柏崎」や北区中央図書館などには是非揃えて頂きた本だと思います。
キーン先生のことも勿論その本のなかで触れられていますし、キーン先生ご自身が推薦文も書いておられます。
写真は、先生の自伝などで良く出てくる、1941年に日本語を勉強したノースカロライナの山荘です。写真中央が教師の猪俣正さんです。左がブルームさんで、右が山荘の持ち主Jack Kirrさんです。キーン先生もこの方達と一緒に勉強したのです。
キーン先生に対するPaul Bloomさんの影響は少なくはありません。キーン先生が最終的に日本語を選択したのは勿論ご自分ですが、フランス語を選ぼうとしていたキーン先生に、「フランス語をやる人はいくらでもいるから日本語が良い」とアドヴァイスしたのはBloomさんだそうですし、フランス料理の美味しさを教えたのもBloomさん、それに骨董の趣味の影響もかなり大きいと思われます。
横浜開港資料館にはブルームさんのコレクションがありますが、ここに寄贈するように計らったのもキーン先生でした。
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/document/personal/blum.html
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