教え子の会(1月12日) [ドナルド・キーン先生]
教え子の会(1月12日)
根岸のお豆腐料理の店「笹乃雪」でキーン先生の教え子の会がありました。例年この時期、場合によっては暮れもあったかもしれませんが、開かれます。私は2007年から毎年なぜか参加させて頂いています。残念ながらアイリーン加藤さんや高木きよ子さんのように亡くなられた方もおられますが、日本に住んでおられたり、日本に滞在しておられる教え子達が会って会食しています。加えて教え子の家族が参加することもあります。
今年の会の教え子はバイチマン先生お一人でした。去年は結構沢山だったのですが、こういう年もあります。しかし少人数なりに非常に楽しい会でした。バイチマン先生の御主人も来て下さいましたし、なにより大親友の碩学、バートン・ワトソン先生とご友人の林さんが去年に続いて参加して下さいました。
「笹乃雪」は正岡子規ゆかりのお店で、子規の句の書かれた碑が玄関にありました。
水無月や根岸涼しき笹の雪
蕣(あさがお)に朝商いす笹の雪
でした。
中矢さんと打ち合わせ(1月12日) [ドナルド・キーン先生]
中矢さんと打ち合わせ(1月12日)
主に音楽関係の翻訳をして下さっている中矢一義さんがこられ、近い将来に河出書房新社から出版される「道の手帖 ドナルド・キーン」の中に入るキーン先生の文章について質問がありました。未翻訳のものが今回翻訳されて掲載されるようです。
東洋大学で講演(1月11日)3 [ドナルド・キーン先生]
東洋大学で講演(1月11日)3
キーン先生の講演は、「古典文学の未来」と題して、約30分ちょっと行われました。なぜ古典文学は現在人気がないのか等々、苦言を呈されましたが、日本の古典文学の素晴らしさも存分にお話にならました。
講演後は控室で竹村牧男学長らと歓談されました。
東洋大学で講演(1月11日)2 [ドナルド・キーン先生]
東洋大学で講演(1月11日)2
会場の井上円了ホールのロビーにはポスターもありました。会場では、先ず「ドナルド・キーン・センター柏崎」の好意で提供された映像が20分ちょっと放映されました。この映像は、タイトルはないようですが、キーン先生の半生や業績が実にうまくまとめられていて、最後にはキーン先生に近しい方達数名がキーン先生のことを語っています。
東洋大学で講演(1月11日)1 [ドナルド・キーン先生]
東洋大学で講演(1月11日)1
今年初めての講演が特別顧問を務めている東洋大学でありました。創立者の井上円了の名前を冠した井上円了哲学塾の一環の公開講座としてキーン先生の講演がありました。
午前中に先生は、音読されて原稿を確認されました。そして3時過ぎに迎えの車が来て3時半前には白山の東洋大学に到着し、マイクテストなどをすませて控室に入られそこでまた原稿を読まれました。控室のテーブルにはチラシなどが置かれていました。
「ドナルド・キーン・センター柏崎」のスタッフと打ち合わせ(1月10日) [ドナルド・キーン先生]
「ドナルド・キーン・センター柏崎」のスタッフと打ち合わせ(1月10日)
この日は、ドナルド・キーン・センター柏崎の染谷さんと石黒さんが来られて、現在は冬期休館中のセンターが3月10日から再オープンした際のその後のことについて、そして今後の方針などの打合せがありました。最初は私とだけのつもりだったのが、キーン先生自らが中心となって話が進み有意義な時間になりました。