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同志社女子大学「栄光館」で鼎談 [ドナルド・キーン先生]

同志社女子大学「栄光館」で鼎談

この日(6月2日)午後4時半頃から同志社女子大学の「栄光館」で鼎談がありました。お相手は、最も古い日本人の友人のおひとりでいらっしゃる北垣宗治・同志社大学名誉教授と冷泉家のご当主・冷泉為人さんでした。北垣先生は82歳でいらっしゃるそうですがとてもお元気でいつも本当に驚きます。キーン先生が日本語で初めて講演されたのも同志社大学だったそうです。その時同志社大学でアメリカ史を教えておられた海軍日本語将校時代からの親友オティス・ケーリ先生に、「誰か僕の講演のための日本語を指導してくれる院生を紹介してください」とお願いした時に北垣先生に初めて会われたそうです。

この日も北垣先生との会話は、深い内容とユーモアがあり会場のお客様は大変に盛り上がっていました。盛り上がったというより湧いていた、といった表現が当たっているかもしれません。1000人以上のお客様で満員でしたが、大変多くの応募者があり主催者側の方たちも驚いておられました。最後の最後にキーン先生が昨年の東北大震災の被災者のための募金を呼び掛けると40万円以上も集まり大変ありがたく思いました。

講演後、故オティス・ケーリ先生の息子さんや娘さんが会いに来て下さり先生も大変お喜びになられました。鼎談の時にマイクが少しハウリングしてキーン先生はお聞き取りになりにくいことがあったので、途中から私は先生の横に控えていたためあまり写真が撮れませんでした。

留学したのは京都大学でしたが、キーン先生にとってよりご縁の深いのは同志社大学の方のようです。京都大学をお話になられるときに挙がる先生方は、吉川幸次郎先生、野間光辰先生、貝塚茂樹先生などでそれぞれに興味深いエピソードがおありです。

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