西橋八郎兵衛(健)と越後角太夫(淺造)の共演について その3 [越後角太夫と西橋八郎兵衛について]
《西橋八郎兵衛(健)と越後角太夫(淺造)の共演について》その3
2007年10月6日(土)東京・谷中の全生庵《注1》で「五世鶴澤淺造の会」を開催しました。全生庵は、私の長年の友人で噺家・林家正雀《注2》さんのご紹介でした。多くの方達のご協力のお蔭で初めての東京での独演会が実現しました。
この日、90名様ほどのお客様の中にドナルド・キーン先生と鳥越文藏先生に来て頂き大変嬉しく思いました。
当日のプログラムは以下の通りでした。
- 「御祝儀 三番叟」浄瑠璃 鶴澤淺造、人形 西橋健
- 「人形解説」西橋健
- (休憩30分)
- 「壷坂観音霊験記」よりお里のさわり
- 「傾城阿波の鳴門」八段目十郎兵衛内の段
この時にも西橋さんに特別出演をお願いして二人で、「三番叟」を共演しました。当日のご挨拶状を掲載させて頂きます。
ご挨拶本日は、ご多忙の中を「五世 鶴澤淺造の会」にご来場頂き、誠に有難うございます。私は、文楽座を退座以来、約十年間のブランクの後の演奏活動を昨年より始めたばかりです。大変拙い芸ではございますが、恩師・四世鶴澤重造を始めとして諸先輩から学んだことの一端をお聴き頂ければ幸いでございます。今後は義太夫節だけでなく、本日客演して頂く佐渡の西橋健さんとも協力し合い、古浄瑠璃の世界にも深く研鑽を積んで参りたいと思っております。今後とも皆々様の御指導とご鞭撻を、くれぐれも宜しくお願い申し上げます。
《注1》http://www.theway.jp/zen/《注2》http://syouhachi.hp.infoseek.co.jp/
西橋さんと三番叟を上演する 三番叟を演ずる西橋さん 「鳴門」を弾き語りする淺造 全生庵のご住職・平井正修老師のご挨拶
おりんです。
古浄瑠璃の発掘、とても面白そうですご~く楽しみにしています♪
今後ちょくちょく伺わせていただきますね。
ちなみに、私事ですが、谷中はご近所なんです。次回開催されるときは予告していただければ馳せ参じます♪
by おりん (2008-06-15 23:17)
こちらのブログ、紹介記事書かせていただいてよろしいですか?
by おりん (2008-06-15 23:32)
おりんさん
記念すべき第一号のコメントをありがとうございます。
とっても嬉しく思います。
越後猿八座の取り組みは、地道で根気の要る長い道のりですが、皆様に喜んでいただけるよう頑張っています。
どうぞ時々覗いて頂けますよう。
どうぞブログ、紹介記事、是非お願いいたします、大歓迎です。
一人でも多くの方に私たちの活動を知って頂けることは嬉しいことですので。
なにからなにまで手作りの劇団で、皆様の熱意やご協力に支えられてやっています。
文楽では経験できなかった新鮮さもあり、とっても楽しいです。
東京でなにかある時はこのブログで予告させて頂きます。
大変ありがとうございました。
by 越後 角太夫 (2008-06-17 00:45)
早速記事書かせて頂きました♪
これからの角太夫さんの記事、楽しみにしていま~す。
by おりん (2008-06-17 13:07)
おりんさん
記事を拝見しました。
心から感謝しています。
がんばって記事を書きますので時々覗いて頂けると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
by 越後 角太夫 (2008-06-17 20:34)