「信太妻」の編曲2 [作曲と演奏について]
「信太妻」の編曲2
「信太妻」の編曲1で「信太妻」のことをお話し始めたのは10月12日のことでした。
なぜ作曲ではなく編曲としたかについては次回に譲るとして現在の進捗状況についてお話させて頂きます。
実は編曲を始めたのが9月の初めだったのですが、仕事忙しかったり9月13日に旧庄屋佐藤家での公演、そして27日には得生院での公演がありなかなか進んでいませんでした。
実際に進み始めたのは得生院の公演の後でした。
しかし出来る日があったり出来ない日があったりで今現在は第一稿の4分の3程度のところです。
「弘知法印御伝記」を作曲した時同様に、A3の用紙に全文をプリントしました。
枚数にして4枚になりました。
ですから今三枚目の半分くらいまで終わりました。
第一稿が終ると第二稿になります。
「弘知法印御伝記」の時もそうでしたが第二稿まではかなり時間がかかります。
第三稿は実際に弾語りしながら手直しするだけですので第一稿や第二稿の時ほどは時間がかからないと思います。
そこから清書を始めますがこれが一番時間的には大変かもしれません。
予定としては清書にはまだ取りかかれなくても、取り敢えずは途中まででもカセットテープに録音して八郎兵衛さんにお渡ししたいと思っています。
それをなんとか来年一月中にはお渡ししたいと考えているところです。
写真は、第一稿の朱(譜面)です。
三味線を爪弾きしながら語って曲を考え、鉛筆で文章の横に三味線の節や語りを書きこんで行きます。
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