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信太妻の編曲7 [作曲と演奏について]

信太妻の編曲7

 

信太妻の編曲の進捗状況についてご報告させて頂きます。

第三稿は一週間ほど前に終わりました。

それが一枚目と二枚目の写真の最後の7ページ目です。

鉛筆で入れて行った朱(譜)を見ながら稽古を始めたのですが、コピー用紙に鉛筆書きしたものはとても見え辛くて間違え易いことに気が付きました。

そこで赤のサインペンでまた最初から書き直し始めました。

書き直しは今だいたい3ページ目の途中です。

それが三枚目と四枚目の写真です。

 

今月末に八郎兵衛さんが心萃房に来られる予定です。

その時第一回目のお披露目(?)をすることになっています。

まだ完成には程遠いのですが取り敢えず聴いて頂きご意見をお聞きし修正を加えていきたいと思っています。

「弘知法印御伝記」に比べて詞(ことば)が全くなく節や色ばかりですから少しは古浄瑠璃らしくなっているかもしれません。

しかし私が曲を作ると、前にもお話ししたように長尾閑月さんの演奏を参考にしたと言っても、相当義太夫的になっていると思います。

そして文弥節のような哀切感や単調さ、そして不思議な明るさに欠けているように思います。

この不思議な明るさを最近過去の文弥節を聴きながら感じることが多いのですが、これは江戸時代初期の頃の民衆が根本的に持っていたものかもしれません。

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