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演奏について20(本をめくること) [作曲と演奏について]

演奏について20(本をめくること)

 

以前に弾き語りしながら本をめくるのは、タイミングを外さないように、間を良くめくらないと演奏に支障を来たす、というお話しをさせて頂きました。

本を少しでもめくり易くする為に、下の写真のように左頁の下を折っておき、三角形になっている先をつまむような形でめくります。

文楽の太夫さんでもそうしておられるようです。舞台の前にお弟子さんが、師匠の本が間違いなく折り曲げられているかどうか一枚一枚めくって調べている姿をよく見かけました。

以前にも書きましたが、弾き語りしながらめくる間合いは、詞(ことば)を語っている時なら三味線の左手は空いているのでめくり易いのですが、三味線を弾いている時には開放弦を弾いている時(原則的には左手は空いています)か、三味線を弾いている時ならちょっとした間の中でめくります。

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