スウェーデン大使館で講演(2月16日)4 [ドナルド・キーン先生]
スウェーデン大使館で講演(2月16日)4
日本アジア協会の総会があって、その間は私たちは控室に居たのですが、講演開始直前になり秘書の方が迎えに来て下さいました。13:30頃だったでしょう。
そして会場に行き、キーン先生はお客様にご挨拶をなさい着席されました。私は最前列の中央に席が設けてありましたが、驚いたことに総裁の高円宮久子妃殿下のお隣の席でした。そして妃殿下は私に向かってこちらですよ、と手招きして下さいました。
着席すると、司会役のセーラ・モートさんがキーン先生の紹介をされキーン先生は英語の講演を始められましたが、私は妃殿下のお隣で緊張のしっぱなしでした。
カメラのシャッターを押すのもはばかられましたが、数枚は撮影しました。
キーン先生の講演は啄木についてでTAKUBOKU THE REBELというものでした。私は原稿を持っていたので原稿とにらめっこしていました。
講演が終わってキーン先生は立ち上がって挨拶され聴衆の拍手にこたえられました。そしてセーラ・モートさんが質疑応答の司会をし、キーン先生が三名ほどの方に答えられました。
私のふたつ左隣の席は、キャロライン・ケネディさんの御席でしたが残念ながら所要で来られませんでした。
スウェーデン大使館で講演(2月16日)3 [ドナルド・キーン先生]
スウェーデン大使館で講演(2月16日)3
大使の秘書の方が、スウェーデンと日本の交流史のパンフレットを持って来て下さったので拝見しました。
この日の先生の原稿は、黄犬のマークのクリアファイルに入っていました。
控室の窓からは舌が見下ろせるようになっていてお客様が入って来られる様子も見えました。
スウェーデン大使館で講演(2月16日)2 [ドナルド・キーン先生]
スウェーデン大使館で講演(2月16日)2
控室付近の壁にはスウェーデンの国王や女王の写真が飾られていましたし、かつて来られた王室の方々の写真のアルバムなども置いてあり、拝見することが出来ました。
そうこうするうちに、スウェーデン大使ご夫妻がキーン先生に挨拶に来られました。
スウェーデン大使館で講演(2月16日)1 [ドナルド・キーン先生]
スウェーデン大使館で講演(2月16日)1
本来なら2月9日に予定されていたスウェーデン大使館での講演、これは日本アジア協会(ASJ)の主催なのですが、8日の大雪で延期され16日になりました。大雪の翌日はまだ大変でしたから変更して大正解だったと思います。
名誉総裁高円宮久子妃殿下のご都合で開始時間は1時間早まり2時になりましたが、私たちはタクシーで1時過ぎにスウェーデン大使館に到着しました。キーン先生は日本アジア協会の講演は、2012年の横浜のニューグランドホテルでもなされています。
到着後控室に通され、先生はコーヒーを頂きながら原稿を読み返されました。会議室のような部屋でしたが、壁の手工芸品がとても美しく思いました。
買い物と料理(2月18日)3 [ドナルド・キーン先生]
買い物と料理(2月18日)3
キーン先生の料理だけでなく、この日買ったRoodebergという南アフリカの赤ワインも美味しいワインでした。先生はやっぱり目利きです。先生は美味しそうに飲まれました。
食後はまた書斎に戻って啄木一辺倒でした。第7章はほぼ終わりかけていますが、第8章執筆のためのメモ作成にとりかかっておられます。
買い物と料理(2月18日)1 [ドナルド・キーン先生]
買い物と料理(2月18日)1
本当に久しぶりに池袋の西武デパート本店に買い物に出かけました。肉に野菜にパン、そしてワインなどを買い込みました。ワインを見つめるキーン先生の目はいつも厳しいものがあります。この日はシェリー酒と南アフリカの赤ワインを買いました。
ル リュタンで朝日新聞ディナー(2月17日) [ドナルド・キーン先生]
ル リュタンで朝日新聞ディナー(2月17日)
この日の夕食は駒込駅近くの行きつけのフランス料理店ル リュタンで、いつも取材でお世話になっている朝日新聞社の中村記者らとの夕食会がありました。キーン先生はかつて10年間ほど朝日新聞社の記者だったこともおありなので社内のことや当時のことなどで会話は盛り上がり楽しい夕食会になりました。
黒田杏子さんの句集「銀河山河」(2月17日) [ドナルド・キーン先生]
黒田杏子さんの句集「銀河山河」(2月17日)
病院の待ち時間に最近黒田杏子さんから贈呈された句集「銀河山河」を読むキーン先生です。毎日のように何冊か送られてくる贈呈本を読まれるのは珍しいことです。私も少し読ませて頂きましたが、とても良い句が満載です。