Yaddoのこと [ドナルド・キーン先生]
Yaddoのこと
昨年ニューヨークに行った際に、ニューヨーク市立図書館で、キーン先生は買う必要はないと言われたのですが、私がキーン先生のご意見を押し切って買った本にYaddoがありました。その後キーン先生はこの本を読まれ、淺造の言う通り買って良かった、と言われました。
ヤドはニューヨーク州にあるいわば芸術村のようなところで現在も存在し活動しているようです。キーン先生はここで1957年の夏、7月と8月のどちらか一か月または両方の二か月間滞在したそうです。ここで生活する若者、芸術家の卵でしょうが、夕方4時までは人と話してはいけないのだそうです。つまり作品の制作に専念しなければいけないのだそうです。キーン先生はここで小説を書かれたけれども、あまりよくない出来だったので小説家になることを断念されたのだそうです。そういう意味では重要な場所と時間でした。今後キーン先生の略歴にいれるべき事項です。
またキーン先生はここで将来親友となる友人たちにも出会っています。そういう意味でも大切です。
二枚目の写真はトルーマン・カポーティですが、彼もここに滞在したそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Yaddo
教え子のトビーさん来訪(3月3日) [ドナルド・キーン先生]
教え子のトビーさん来訪(3月3日)
ひな祭りの日でしたが、午後2時頃に教え子のTobyさんが見えられました。いつお目にかかっても楽しい方ですが、やはり大変な学者さんです。キーン先生はいつも教え子の皆さんを心から大切になさいます。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ronald_Toby
愛用の辞書「新潮 日本語 漢字辞典」 [ドナルド・キーン先生]
愛用の辞書「新潮 日本語 漢字辞典」
キーン先生が広辞苑などと同様に愛用されている辞書が「新潮 日本語 漢字辞典」です。かなり利用されておられます。三枚目の写真では床にこの辞書がころがっていますが、キーン先生の場合良く使う辞書はしばしば床にあります。