DKCKで特別企画展の内覧会(3月9日)10 [ドナルド・キーン先生]
DKCKで特別企画展の内覧会(3月9日)10
新潮社の「波」に連載された『日本文学を読む』の生原稿などの展示をなつかしくご覧になった後、キーン先生の大ファンばかりのボランティアの皆さんと記念撮影しました。吉田理事長夫妻も途中から加わり大賑わいの和気藹藹の撮影会になりました。
或る一日(3月8日) [ドナルド・キーン先生]
或る一日(3月8日)
この日は、柏崎に行く前日でした。内覧会当日(3月9日)に柏崎入りするのは朝早い出発になるし大変なので前日の夕食前には到着しておくつもりでした。ところが直前になり、啄木の研究をする時間が勿体ないからというので、当日の朝に出発することにしました。
そこで朝から啄木に没頭しておられましたが、午後には息抜きに西武池袋本店にワインを買いに出かけました。しかし一日ほとんど啄木に向かっておられました。その集中力はまさにご自身が啄木になりきっておられるようです。
長町女腹切(3月6日) [ドナルド・キーン先生]
長町女腹切(3月6日)
近松門左衛門の世話物で、文楽でも歌舞伎でも上演されない浄瑠璃のひとつ「長町女腹切」があります。豊竹山城少掾がかつて復曲した録音がありますが極めて珍しいものです。その浄瑠璃をかつてのキーン先生の教え子三人が協力して翻訳し、そしてキーン先生に捧げました。そのタイプ打ちした本が出て来たのです。1960年代だったでしょう。大変懐かしそうにご覧になられました。そしてその三人の教え子はどうそているか知りたくて、インターネットで検索してみましたが、同姓同名が多くて結局分かりませんでした。
DKCKで特別企画展の内覧会(3月9日)9 [ドナルド・キーン先生]
DKCKで特別企画展の内覧会(3月9日)9
なにしろこの日の主役は、普段は縁の下の力持ちのボランティアの皆さんですから、企画展の会場でキーン先生はボランティアの皆さんに説明したり、質問に答えられたり大サービスでした。